PBIアドバンストマテリアルズではカーボンファイバーではなく、より細かいカーボンナノチューブ、カーボンブラックや導電性セラミックを使用しております (カーボンファイバーを使用したグレードもございますが、単純に繊維による補強効果を狙ったもので、導電性の制御には利用しておりません)。
いま知りたいESD対策 #2 表面抵抗の測定方法
ESD対策を行う上で表面抵抗率は重要な因子で、表面抵抗率により材料を分類することができます。その中で、静電気拡散性材料はESD対策には有効です。静電気を発生させたくなければなるべく低い表面抵抗率のものを、ESD発生時に急激な放電を生じたくなければなるべく高い表面抵抗率のものを選択することになります。
いま知りたいESD対策 #1 ESD (静電気放電) とは
電子デバイスは設計段階で十分にESD対策はなされておりますが、それでも完全にESDによる回路の破壊を防ぐことは難しいです。そのため、電子デバイスに触れる梱包材料、搬送部品、検査治具等はもちろん、検査する人のESD対策等も重要です。代表的なESDを対策としては、以下の方法が考えられます。
超高耐熱性ポリイミド SCM8000 series 開発中
SCM8000 seriesは、宇部興産製ポリイミドを原料に、PBIアドバンストマテリアルズのPBIメソッドにより成形した切削加工用素材です。宇部興産製ポリイミドはビフェニルテトラカルボン酸 (BPDA)をベースにしており、従来のポリイミドに比べて大幅な「耐熱性の向上」、「吸水性の低減」を実現しております。特に、荷重たわみ温度は480°C程度と樹脂材料の中では最高域に達します。
射出成形素材のサイズを一部変更いたします
このたびPBIアドバンストマテリアルズ(PBi-am)では、これまで最大204 x 204 mmのサイズで販売しておりました射出成形素材「SPRシリーズ」につきまして、大型化をご希望されるお客様の声を受け、204 x 305 mmにサイズを変更いたします。